2020年9月29日、ジャパンフリトレー株式会社、帝人株式会社、株式会社ティップネス、ポッカサッポロフ―ド&ビバレッジ株式会社が参画し、「HER-SELF 女性の健康プロジェクト®」が発足しました。
本プロジェクトは、女性個人と働く環境を整える企業の双方へのアプローチで、健康と経済に貢献するプロジェクトです。
各社の商品やサービスを活用し、共創プロジェクトの企画を通して働く女性やその人を取り巻く家族や企業、社会の皆様に、健康生活を送れるノウハウや情報をお届けしていきます!
「HER-SELF 女性の健康プロジェクト®」とは
女性個人と働く環境を整える企業の双方へのアプローチで、健康と経済に貢献するプロジェクトです。HER-SELF には 2 つの想いを込めています。
1.「herself=女性自身」が健康でいきいきと活躍できる世の中を作りたいという想い
2. HER=女性個人 と、女性を取り巻く周囲の人々を表す言葉の頭文字、S.E.L.F.を合わせ、さまざまなステークホルダーとのパートナーシップで女性の健康を実現していくという想い
- S= Society(社会)
- E=Employer(雇用主、企業)
- L=Life Partner(パートナー)
- F=Family and Friends (家族や友人)
「HER-SELF 女性の健康プロジェクト®」のゴール
本プロジェクトでは、3つのゴールを掲げ、「働く女性に対する、健康で活躍するための情報提供」「企業に対する、女性の健康への理解促進・環境整備のためのサポート」の二軸で様々な活動に取り組んでいきます。
1.各企業の生産性向上
女性の健康に寄与し、仕事でベストパフォーマンスを出せる状態・長く働き続けられる状態を目指します。
2.日本経済の成長
女性の健康状態に起因する経済損失を削減することを目指し、日本全体の経済成長に貢献します。
3.SDGs 達成への貢献
SDGs 目標 3「すべての人に健康と福祉を」目標 5「ジェンダー平等を実現しよう」 目標 8「働きがいも経済成長も」に貢献します。
「HER-SELF 女性の健康プロジェクト®」発足の背景
昨今、少子化・人生 100 年時代の到来により、「健康で長く働くこと」の社会的要請が高まっています。経産省の調査によると、日本の全従業員数のうち約 44%(2016 年)をしめる女性の健康問題対策への取り組みを増やすことで、企業の更なる活性化につながるとされています。
例えば、女性特有の月経随伴症状などによる労働損失は 4,911 億円と試算されており、健康経営を通じて女性の健康課題に対応し、女性が働きやすい社会環境の整備を進めることが生産性向上や企業業績向上に結びつくと考えられています。
プロジェクトの理事長には、白河桃子氏が就任
本プロジェクトの理事長には、働き方改革や女性のライフキャリア、ダイバーシティなどの分野において第一線で活躍している白河桃子氏が就任しました。
白河桃子
昭和女子大学 客員教授・相模女子大学大学院 特任教授
東京大学 大学院情報学環客員研究員
東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、住友商事などを経て執筆活動に入る。内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員、内閣府男女局「男女共同参画会議専門調査会」専門委員などを務める。著書に『ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち』(中公新書ラクレ)など 25 冊以上がある。
理事長のメッセージはこちらからご覧ください。
他、理事には様々なジャンルで活躍する専門家が参画しています。(五十音順)
- MASHING UP 編集長 株式会社メディアジーン 編集部門 執行役員 遠藤祐子氏
- 一般社団法人日本パーソナル管理栄養士協会 代表理事 食の相談窓口 San-CuBic 代表 パーソナル管理栄養士 三城円氏
- 産婦人科医 ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ 院長 NPO 法人女性医療ネットワーク理事 清水なほみ氏
- NPO 法人ファザーリング・ジャパン会員 兼業主夫放送作家(株式会社シェおすぎ所属)子育て情報サイト「パパコミ」編集長 杉山錠士氏
- 一般社団法人国際ヘルステック協会 代表理事 竹之下千尋氏
各理事のプロフィールやメッセージはこちらからご覧ください。
今後、当プロジェクトは業界の垣根を越え、女性を含む誰もが生きやすい社会へと貢献すべく、様々な活動に取り組んでまいります。Twitterでも日々の健康や生活に役立つ情報を発信していきますので、ぜひチェックのほどよろしくお願いします!