9月2日(木)、Emma Sleep Japan合同会社は、オンライン記者発表会『Emma Sleep 新商品発表会&コロナ禍で試したい睡眠のいいモノ・コト大集合!』を開催いたしました。
ゲストとして整体院 和 -KAZU- 院長 迫田和也氏をお迎えし、「理想の寝姿勢と枕選びの重要性について」というテーマでお話しいただきました。実演コーナーではティップネス インストラクター 千秋氏による「睡眠の質を高める快眠ヨガ」をご紹介。最後のトークセッションでは、Emma Sleep Japan カントリーマネージャーの小原拓郎・迫田院長・千秋氏・そしてパーソナル管理栄養士(HER-SELF女性の健康プロジェクト理事) 三城円氏に「睡眠にいいモノ・コトとは」というテーマでお話しいただきました。
「コロナ禍における働く女性の睡眠に関する意識調査」発表
約8割が「起床時に不快を感じている」結果に
意識調査では、9割以上の方が睡眠を重要と捉えている一方で、睡眠の質を高めるために実践していることがある方は半数以下という結果になりました。
起床時の不快感に関しては、多くの方が何らかの不快を感じており、なかでも寝ているのに眠いという回答は4割以上ありました。これは日本人の睡眠に対する認識のずれから生じるものと推測されます。平均睡眠時間が6時間のため、もともとの睡眠時間が足りていない方も多いと思います。また、腰や肩が痛いと感じている方は、寝具が体に合っていないとも考えられます。
枕選びに苦労している枕難民は7割以上
寝具で重要な製品という質問に対して4割以上の方が枕と回答。マットレスや敷布団を大きく上回る結果となりました。枕難民という言葉もありますが、多くの方が枕を重要視していることが分かります。
枕を重要視する一方で、枕選びの悩みに関しては7割以上の方が自分に合う枕選びに苦労している結果になりました。自分に合わない枕を使用して高さが合わない・肩や首が凝るといった問題があるようです。
迫田院長による理想の寝姿勢と枕選びの重要性について
反り腰 猫背
理想の寝姿勢とは
寝具を選ばずどんな姿勢でも快適に眠られる体の状態が理想です。姿勢が悪い状態は腰が反ってしまう反り腰や、背中が丸くなってしまう猫背の状態、肩が前に出てくることで頭が前に出てストレートネックになってしまう状態。
そうなることで仰向けのときに腰の後ろに隙間が空いてしまって痛くて眠れなかったり、背中が丸くなってしまい肩とベッドの間に隙間が出来ます。肩が浮き頭が前に出ることによって、枕や寝具を使っても快適に眠れない状態になります。悪い姿勢により痛みがでたり、呼吸が浅くなったりします。
枕選びの重要性
顎が上がる状態 頭の位置が少し上がる状態 膝の間に枕を挟む状態
枕の形状としては、頭のサポートだけではなく首のカーブに沿ってサポートしている枕が、ストレートネックや猫背の解消につながります。頭の位置がサポートされると肩がベッドにつきやすくなるので、上半身の姿勢がリセットされることになります。さらに、枕が首の位置よりも頭の位置が少し下がるような形になると顎が上がり、呼吸しやすくなります。顎が上がるような形状の枕を選ぶことをおすすめします。
睡眠の質を高める快眠ヨガ
ティップネスのヨガインストラクター千秋氏による実演を行いました。
①ベッドの上に正座の状態でひざと内ももで枕で挟み、座ります。
お尻をかかとに載せた状態で枕に体を預けるように覆いかぶさっていきます。
②肘を緩めた状態で顔と肩をリラックスします。お尻の重さでゆっくり伸びている感覚をつかんでいきます。
③顔を反対に向けた状態で腰を丸くお尻を重くした状態で枕やマットレスに身を委ねていきます。
おへそのあたりを枕の手前にあてるようにして、おなかをサポートしながら肘をたてます。
足幅はこぶし1個程度にして、背骨がつま先のほうにも頭頂部のほうにも優しく伸びて広がってくるイメージして、
背骨をほぐしていきます。
④次に、仰向けでできるポーズを取っていきます。ももとももの間に枕を挟んで仰向けになり膝を立てます。背骨とお尻が真ん中にしてお尻だけ右にずらします。
⑤足を上げてゆっくり吐きながら両膝を左に倒していきます。手と顔の位置は呼吸が楽な位置にしてください。肩がつらい場合は肘を曲げてもいいです。吐くごとに背骨と腰が気持ちよく伸びている感覚があればOKです。
⑥真ん中に戻ったらお尻を左にして右にひざを倒していきます。腰の位置はフラットにすることが大事。(背骨と腰が気持ちよく広がりながら伸びることが重要)深い呼吸とともに内側からリセットしましょう。
⑦終わったら枕を頭にもっていき、このカーブを損なわないようにリラックスした状態で深い眠りについていきましょう。
トークセッション「睡眠にいいモノ・コトとは」
Emma Sleep Japanが8月に20代~60代の女性を対象に実施いたした、「働く女性の睡眠に関する意識調査」より
ホルモンバランスの乱れなど、女性ならではの悩みも。女性の良い睡眠とは
(三城氏)男性に比べると、女性の場合は寝るまでの準備、例えばメイクを落とすなどに時間を取られてしまう。また、少し家族より早く起きて、料理をしたり、お弁当の準備をしたり、ご自身がお出かけするときの準備をする方がとても多いと思います。そのために女性にとって良い睡眠というのは、まず、スムーズに入眠すること、そして途中で起きることなく朝を迎えて、精神的にもスッキリした状態、さわやかな状態で一日を始められるというのが良い睡眠だと考えております。
(千秋氏)やはり日々追われているので、いかに眠る前に心身の緊張をリセットし、リフレッシュした状態で安眠につなげていけるかが、ポイントになるかと思います。
(迫田氏)コロナ禍になり、生活のスタイルが変わったと思うので、そのスタイルに合わせて、健康、睡眠に関する習慣を変えていく必要があるかと思います。自分はどういう姿勢なのかということをまずは把握していただいて、それに対する的確な対処法を、その場しのぎではなく、習慣化して行っていただく。そういった新しい習慣を身につけていただくというのが重要だと思います。
夕食を抜くことが眠りの浅さに繋がる
(三城氏)朝食を抜いてしまうときもあるとは思いますが、朝食は抜かずに召し上がっていただきたいです。朝食は、体内時計をリセットしてくれるという大きな役割があります。特に体内時計のリセットに役立つといわれている、たんぱく質を多く含んだお肉やお魚などを朝食に取り入れていただくのがよいです。
加えて、食事の内容からストレスを軽減するという点で、幸福ホルモンといわれているセロトニンをつくる、EPA、DHAを多く含む青魚を意識してとってもらうことで、夜、セロトニンがメロトニンに変わり、良い睡眠になるのではないかと思います。
夕食については、夜遅くなってくると食べないで寝たほうが良いのでは、という人も多いかと思います。しかし、夕食を抜くことによって食欲が増してしまい、オレキシンという分泌が増え覚醒して眠れなくなるので、しっかりと食べることが重要です。
食事を良い睡眠につなげるレシピをご紹介
(三城氏)帝人社のスーパー大麦には「GABA」といわれる、今注目されているストレス軽減、リラックス効果がある成分が入っています。こういったものを夕食に取り入れ、良い睡眠につなげると良いかと思います。
エマ・ピロー新製品紹介
(小原氏)女性の方は自分に合う寝具が見つからない、体に合わないという悩みをもたれている方が多くいらっしゃいます。エマ・スリープの製品は、100日間無料でお試しができますので、じっくりご自宅でお試しいただけます。皆様の快眠に少しでもお役に立てれば非常に嬉しいです。
サイズは日本で一般的な63cm×43cmで、市販の枕カバーもご利用できます。
先ほどの調査結果でもありましたが、寝心地が重要である一方で自分に合う枕が見つからない方におすすめのお試し期間があります。
100日以内であれば、もしも体に合わず返品を希望する場合でも、返送費も無料で全額返金致します。
【Emma Sleep Japan合同会社について】
Emma Sleep Japanは、2013年にドイツのフランクフルトで設立されたスリープ・テック企業のEmma Sleep Gmbhの日本法人として2020年10月に設立しました。エマのマットレスは現在、30カ国、300万人以上のお客様に愛用されています。開発されたマットレスは、特許を取得した技術により、どのような寝姿勢でも、より良い睡眠のための快適さとサポートを提供します。また、本国ドイツやヨーロッパで最も急成長しているスタートアップ企業の1つに選ばれただけでなく、世界各国でアワードを数多く受賞しています。
※下記イベントレポート全文
「HER-SELF 女性の健康プロジェクト®」では、Twitterで日々の健康や生活に役立つ情報を発信しています!
ぜひチェック&フォローしてみてください。
女性の健康増進を支援する異業種協同プロジェクト「HER-SELF 女性の健康プロジェクト」が発足✨
— HER-SELF 女性の健康プロジェクト®︎ (@HERSELFproject) September 29, 2020
女性個人、そして働く環境を整える企業への働きかけで、健康と経済への貢献を達成すべく様々な活動を行っていきます!?
プロジェクトの詳細はこちら?https://t.co/mzOyGvQbvs#HER_SELFプロジェクト pic.twitter.com/cYwVsIa4RC